ICIS Insurance Claims Investigation Service

サービス ▶︎ 原因鑑定室

ドローン

3D Scanning

三次元計測

近年、ドローンと呼ばれる無人航空機の発展は目覚ましく、ホビー用・商用ドローンの使用・活用が目に見えて増えています。
その性能も飛躍的に向上しており、GPSを使用した場合の測位誤差は数メートル以上ありながらも、標定点と検証点を設置して補正すると数10cm以下に抑えることができ、さらにRTK(リアルタイム・キネマティク)を使用することでセンチメートルレベルの高精度を実現できるようになっています。

ドローンで空中から撮影し、取得した点群データ(XYZ軸の情報)は、Pix4DやRhinoなどの専用ソフトで加工することで、距離の計測や盛土の体積算出、3Dモデル作成、図面作成、出来形管理などが行えます。

サイラックスに代表される地上レーザー測量は、50m地点における座標精度がミリ単位と非常に高精度で、近距離の測量や構造物の計測では威力を発揮しますが、広範囲にわたるエリアの測量や崖などの未踏地の計測には向きません。

弊社では、特に、地上から人や車両で機材を持ち込むことが難しい、または大幅な手間がかかるといった地形、崖や土砂崩れの現場など人が近づくのに危険を伴う場所の撮影にドローンを導入し、素早く安全に計測を行っています。​